2022年1月からシルバー産業新聞で代表鎌田の1年間の連載がスタートしました!
テーマは「みんなで考えようwell-being」(短期集中C型のツボ)です。
TRAPEは、素敵な役割の溢れる日常を創るというビジョンを具現化するために、ミッションとして高齢者/家族・専門職・組織/介護事業所・制度/政策における「well-beingをデザイン」するということを行っています。
TRAPEは2018年に研究者とタッグを組み、一度要支援状態になった高齢者のwell-beingな日常を取り戻す実証研究事業を大阪府寝屋川市で行いました。
これは地域支援事業・総合事業を原点である「介護予防」という本質的な視点で捉え直したもので「事業サービス実施」と「研究」が組み合わさったものです。
事業サービス実施においてはTRAPEが担当し、今まで各専門職の専門性という正しさを届けることを軸にしていたサービス提供のあり方に対して、TRAPEが事業所に来ていない週6日の日常生活にスポットライトをあて、本人の可能性・強み・自信・役割を見出すために「対話」「面談」「コーチング」などを軸として新たな事業デザインを生み出しました。
その事業サービス効果の前後比較などを「研究チーム」が実施するというものでした。
そして、TRAPEは2018年に自らデザインした新たな事業サービスのあり方、リハビリ専門職や介護職などの新たな専門性・役割そしてその教育システムについてブラッシュアップを重ねて進化させてきました。
今回の連載においては、今まで高齢者や専門職のwell-beingと向き合ってきたTRAPEの知見を皆様と共有させていただければ嬉しいと思います。
具体的には、単なる総合事業、短期集中サービスをどうやって運営するかという点ではなく、N=1の高齢者のwell-beingな日常を追求するとはどういうことなのか、医療介護専門職・介護事業所・行政・その他の関係者はどのようにアップデートすべきなのかについて安直な「How」でなく、「Why」「What」や「Story」「ThinkーActonーLearn」を大切にしていくとはどういうことなのかなどについて語っていきたいと思います。
この記事を通して1人でも多くの医療介護専門職・行政職・その他関係者のみんなさんが「高齢者のwell-beingにあふれた日常」をデザイン&チャレンジしてくださると嬉しいです。
そして、私たちの思いに賛同してくださる方がいらっしゃれば是非とも感想含めてご連絡ください!
well-being!
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