『経営者よ、自分の言葉でビジョンを語ろう!』TRAPEが提供する【介護経営者クラブ】の取材記事をご掲載いただきました(シルバー新報 2023年9月15日号)

『経営者よ、自分の言葉でビジョンを語ろう!』TRAPEが提供する【介護経営者クラブ】の取材記事をご掲載いただきました(シルバー新報 2023年9月15日号)

経営者よ、自分の言葉でビジョンを語ろう!

TRAPE代表 鎌田は語ります。シルバー新報の編集長である吉田様も鎌田の想いに深く共感くださり

この度、TRAPEが提供する「介護経営者クラブ」を記事として取り上げていただきました。

こちらの記事は9月末に東京ビックサイトで開催された「第50回国際福祉機器展&フォーラム」にて無料配布されております。

記事の画像と内容の一部をシェアさせていただきます。

対話で思考力と実践力向上
自立した組織へ成長を実感

TRAPE 「介護経営者クラブ」

買収や合併ではなく、働く人たちと一緒にどんな変化や危機も乗り越えられる魅力ある組織に変えていきたい――。 そんな思いを持つ介護経営者をサポートするのがTRAPE (トラピ:大阪市、鎌田大代表取締役兼 CEO)の「介護経営者クラブ」だ。 課題解決をすべて国に求める「他律的な運営」から、手に入れたい未来の姿を自分の言葉で語り、実践する自律した経営者を増やすのがねらいだ。

TRAPEは介護現場の業務改善、いわゆる生産性向上事業について黎明期から厚生労働省の委託を受け、ガイドラインの作成から全国セミナーまで実質的な担い手としてかかわっている。
鎌田さんが提唱する本質的な介護の生産性向上とは、ひと言で言えばどんなに厳しい状況になっても、経営者と現場が一体となって働き甲斐を感じられるような組織作りだ。それが利用者にとってのケアの質向上につながり、地域にも派生し、ひいては社会全体に新た価値を生み出していくことを目指している。 

全国セミナーの受講者はうなぎ登りで常に定員オーバーの状況が続いている。 ところが、事業所での実態は結びつかない現場も少なくない。取り組みたいと思っても、現場に戻ると「人がいない」「忙しくてとても新しいことに手がつけられない」と逆戻りしてしまうのだ。

だが、鎌田さんはそれは根本的な要因ではないと言う。
「自分の言葉で語る、ということができていないのです。何のために生産性向上に取り組まなければならないのか、と問われても”国の指示だから”としか答えられない。 意義や価値が理解できなければ現場はついていけるはずはありません」(鎌田さん)。

この悪循環を断ち切るためには、国から与えられたことをこなすだけの「運営」から、どうなりたいかというビジョンを描き、自分の言葉で表現し実践する「経営」への転換が必要だという。それを後押ししたいと、今年6月、「介護経営者クラブ」を起ち上げたのである。

最大の特徴は、法人格やサービス種別の違いを超えて、介護事業の経営者同士が日常的に「対話」を重ねること。組織のトップという同じ立場でも自分とは異なる考え方や違った角度からのものの見方があることを知ることができる。 さらに、日々滝のように流れてくる情報も、やみくもに収集するのではなく、その意味を掘り下げながら「何が自分にとって重要な情報なのか」を解釈すれば次になすべきことが見えてくる。常に「問い」を立てながら、さまざまな意見に触れ、それぞれの実践に活かしていくことを目指している。

オープンから3カ月。すでに目指したメリットを実感しているメンバー もいる。愛媛県の社会福祉法人丹原福祉会が運営する特別養護老人ホーム ル・ソレイユで事務長を務める渡部浩幸さんだ。

渡部さんは、経営陣の1人であるが、もっとも現場の介護職員に近い存在でもある。

「常に現場スタッフと一緒に、利用者さんたちにとって幸せな個別ケアを提供したい、そのためにどうすればいいかと日々考えてきました。それが自分自身のやりがいでもあります。しかし3 年ほど前、深刻な人手不足に陥り、現場から笑顔が消えてしまったのです」 (渡部さん)

人材サービスなどを駆使して何とか持ちこたえたが、一時は合併も検討せざるを得ないほど追い込まれ、組織づくりの重みを痛感したのだという。そんな時、愛媛の生産性向上事業を通じてTRAPEの伴走支援を受けることになった。「現場との対話を中心に、小さくても課題解決の成功体験を積み重ねていくことでチームビルディングを図ることができたという手応えを感じました」と渡部さん。さらに自分を向上させたいと、経営者クラブに入会したという。

クラブでは、介護事業経営者がビジネスチャット上でつながり、 TRAPEからのさまざまな「問いかけ」に対しそれぞれが自分の考えを発信する。遠慮せず感じたことを率直に伝えていいし、黙って聞いているだけでもいい。 たとえ違和感を感じたとしても「なぜ自分はそう思うのか」と、わが身に落とし込んで思 考する。渡部さんはクラブに参加してから、常に頭の中で問いを立てて考えるようになったという。

「それが経営者クラブの目指していることの1つなんです。厚労省が推進することが、自分たちにとって有用なのかどうか。”なぜ”と考えることから本当にやるべきことが見えてきます」(鎌田さん)

渡部さんは、「以前にもまして現場との対話が増えました。するともっと利用者への個別ケアを実現したいという思いが湧き出てきて、日中ではなく夜に入浴してもらうためにシフトを変えたい。どうすればいいか、というように自発的な発言や行動が増えたのです」と、自分自身と現場の成長を実感していると嬉しそうに話してくれた。

失敗したこと、壁にぶつかったこともここではどんどん出していい。M&Aで大規模化した経営者が「買収後は効率化して良かったと思った。だが、今は職員や利用者の思いが共有できないで悩んでいる」と投げかける声も。 失敗事例には、なぜ上手くいかなかったのか、共通点があり、経営者にとって大きな学び になるからだ。

「規模が小さいから、 資本力がないからと諦めるのではなく、自分にできないことをやってくれるパートナーを見つけられればいいのです。 経営者クラブがそういう場になることを望んでいます」(鎌田さん)

本質的な生産性向上とは

鎌田さんが提唱する本質的な介護の生産性向上とは、ひと言で言えばどんなに厳しい状況になっても、経営者と現場が一体となって働き甲斐を感じられるような組織作りだ。それが利用者にとってのケアの質向上につながり、地域にも派生し、ひいては社会全体に新た価値を生み出していくことを目指している。 

全国セミナーの受講者はうなぎ登りで常に定員オーバーの状況が続いている。 ところが、事業所での実態は結びつかない現場も少なくない。取り組みたいと思っても、現場に戻ると「人がいない」「忙しくてとても新しいことに手がつけられない」と逆戻りしてしまうのだ。

だが、鎌田さんはそれは根本的な要因ではないと言う。

「自分の言葉で語る、ということができていないのです。何のために生産性向上に取り組まなければならないのか、と問われても”国の指示だから”としか答えられない。 意義や価値が理解できなければ現場はついていけるはずはありません」(鎌田さん)。

利用者様の声(特別養護老人ホーム ル・ソレイユ 渡部様)

オープンから3カ月。すでに目指したメリットを実感しているメンバーもいる。愛媛県の社会福祉法人丹原福祉会が運営する特別養護老人ホーム ル・ソレイユで事務長を務める渡部浩幸さんだ。

渡部さんは、経営陣の1人であるが、もっとも現場の介護職員に近い存在でもある。

「常に現場スタッフと一緒に、利用者さんたちにとって幸せな個別ケアを提供したい、そのためにどうすればいいかと日々考えてきました。それが自分自身のやりがいでもあります。しかし3 年ほど前、深刻な人手不足に陥り、現場から笑顔が消えてしまったのです」 (渡部さん)

(中略)

クラブでは、介護事業経営者がビジネスチャット上でつながり、 TRAPEからのさまざまな「問いかけ」に対しそれぞれが自分の考えを発信する。遠慮せず感じたことを率直に伝えていいし、黙って聞いているだけでもいい。 たとえ違和感を感じたとしても「なぜ自分はそう思うのか」と、わが身に落とし込んで思考する。渡部さんはクラブに参加してから、常に頭の中で問いを立てて考えるようになったという。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後に介護経営者クラブの概要について、こちらでも紹介させていただきます。

対象者介護事業を営む法人の代表者、経営幹部の方
料金毎月1万円(税別)
支払い方法原則、クレジットカード(法人、個人は問いません)
契約期間月次の自動更新(最低利用期間6ヶ月)
サービス内容コミュニティチャット(slack)への招待
勉強会・交流会の開催
会員限定企画へのご招待
会員への追加特典のご提供(ミドルリーダー育成特典等)

その他、詳細はこちらのページに詳しくまとめられておりますので、ご確認ください。

https://www.notion.so/trape/TRAPE-ver2-e2726dcf483a42ce9f0d7f4ea2a639f0

お申し込みはこちらのページからお願い致します。

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