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代表メッセージページのイメージイラスト
TRAPE代表取締役 鎌田大啓の写真
No Role No Life

素敵な役割のあふれる日常を創りたい

いま私たちは well-beingへの回帰が必要な時代を生きています。

SDGs(持続可能な開発目標)のような人類や世界規模のビジョンは、社会全体を主語として語られるがゆえに、毎日を生きる私たち一人ひとりが「当事者」となれているかどうかが常に議論の的となります。

モノも情報も技術も過多な環境で生きる私たち。いろんな余計なものを削ぎ落として、自分や隣に座る大切な人を主語にしたときに残るのは、「自分は、この人は、今どんな気持ちだろう?どんな状態で今日を生きているんだろう?」というシンプルな問いではないでしょうか。

迷いの霧の先にある、変わらぬ本質が一人ひとりのwell-being。原点に戻って、これを丁寧に積み重ねることなしには、SDGsも社会善も成し得ないと思っています。

well-beingとは、一般に「より良い・幸せな状態」という言葉ですが、わたしたちは、そのコアとなる要素を「役割」だと具体的に捉えています。

役割がある = 誰かと何かでつながっている。仕事でも家庭でも遊びでも、若くても高齢でも、何かしら意味や関係性のもとで、日々やりとりを続けています。そこには大小問わずコミュニティがあり、社会としての実体が存在します。

役割が合わなかったり、多すぎたり、少なすぎたり、望むものでないときに、その人は well-beingから遠ざかってしまいます。その状態を「孤独」と呼びます。

人生が長寿100年時代となっても、孤独や不健康なひとが増えては意味がありません。高齢の方々は「お世話してあげる対象」ではなく、ずっと元気で、これからも役割をもって自律した生活を送っていただくことが、超高齢社会の活力に直結すると考えています。

社会の問いがwell-beingに戻ってきつつある今、介護の業界もOSのアップデートが必要です。

私たちTRAPEのミッションは、ひとつひとつのコミュニティ(地域、組織)や、その中で役割をもって毎日を過ごしている働き手や専門職、そしてその先にいらっしゃる高齢者やご家族のwell-beingをデザインすることだと定義しています。

その先に創りたいのは「素敵な役割にあふれた日常」です。TRAPEという社名は ”これからの社会の土台(=台形 / Trapezoid)をつくる企業” という思いで名付けています。

TRAPE代表取締役

鎌田大啓の手書きサイン
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