静岡県令和6年度介護事業所業務革新推進事業「介護事業所の生産性向上の取組み応援セミナー&ワークショップ」第3回(静岡会場)を開催しました。
弊社代表鎌田より、生産性向上の取り組みのポイントに関する講演を行い、その後令和5年業務改善モデル事業所として社会福祉法人花園会 特別養護老人ホームレジデンス花 山本様より、生産性向上の取り組みの実際についてご紹介いただきました。
ICTを活用するために、「成果の出やすい小さなところから取り組むこと」、「課題について職員同士で小まめに話し合うこと」をポイントとしてお話しいただきました。
続いて、「準備8割ワーク」では、自分達の事業所が導入したいICT機器、それをなぜ入れたいか、入れてどう変化したいか、そして、導入したい機器と課題が合致しているかを書き出すワークショップを行いました。
その後、弊社鎌田がモデレーターとなり、ICT機器ベンダーのパラマウントベッド様、エヌ・デーソフトウェア様に、ICT機器の基礎知識や現場課題について、そして、導入のうまくいった事業所と、時間のかかった事業所の違いなどについてお話しいただきました。
その後、パラマウントベッド様、エヌ・デーソフトウェア様にモデレーター役をしていただき、自分達の現場課題と、その解決のためにICT機器をどう活用すれば良いか、質問しながら情報共有するグループでのワークショップの時間を設けました。「準備8割ワーク」で事業所の課題を言語化していたことで、具体的な質問がたくさんあり、時間が足りなくなるほど大変盛り上がりました。
その後の各ベンダー様のブースで、個別の相談時間を設けました。導入に向けての具体的なやりとりにつながる事業所もあり、本セミナーがさっそく事業所の実践につながり嬉しく感じました。