弊社代表の鎌田が、「厚生労働省 地域づくり加速化事業」における伴走支援事業in隠岐広域連合(西ノ島町、海士町、隠岐の島町)にアドバイザーとして参加しました。
この伴走支援事業は、隠岐の島町をwell-beingにあふれる町(島)にするために関係者が集まり、Storyの共有や対話を通じて可能性を見出していくものでした。伴走支援は合計3回行われ、現地介入するたびに関係者は増加していきました。
総合事業の原点は、「わがまちの高齢者ができる限り元気に自分らしく、地域での暮らしを続けること」であり、これが実現すれば、様々な介護予防のあり方があっていいわけです。まさしく軸となったのは介護予防で、3町それぞれにアセットがあり、共通する課題もあれば、違いもありました。だからこそ、3町各々の介護予防のあり方が存在していいわけです。
初期の介入では、通いの場として体操教室を固定的に考えていた関係者もいましたが、通いの場は手段に過ぎず、手段の目的化は勿体無いことであることを対話を重ねていく中でみんなで気づき、共有していきました。
市町村への伴走支援は、参加者=関係者が増えていくこと、参加者が語り出すこと、楽しい雰囲気になること、ビジョンが共有できるようになること、自分たちの可能性を発見すること、事業を作ることと成果を生み出すことをリンクさせて考えることなど、多くのポジティブな要素を生み出すものです。